近年のDIYブームに乗って、作品作りを楽しんでいる方の中でも、不要な木材どうしたらいいか悩んでいる方も多くいるのではないでしょうか。
今回は不要な木材をどのように処分していけば良いのかについて、ご紹介していきます。
処分方法だけでなく、再利用のご提案についても行っていきますので、木材を粗末にしない活用例として参考にしてください。
もくじ
サイズが小さい木材の処分方法
サイズが小さい木材に関しては、燃えるゴミとして捨てられる場合がほとんどです。
神奈川県内の例ですと、川崎市では最長辺が50cm未満の木材ならば、燃えるゴミとして捨てていけます。
最長辺が50cm以上の木材になると、川崎市でも粗大ゴミとして処分していかなければなりません。
1つにつき500円の手数料を払って、川崎市では粗大ゴミとして木材を捨てられます。
木材の処分方法
自治体の行っている燃えるゴミ回収や粗大ゴミ回収以外の方法で神奈川県内にお住まいの方が木材を処分することは可能なのでしょうか。
以下の方法で、木材を手放すこともできます。
- ゴミ処理・クリーンセンターに持ち込む
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- 木片回収専門業者に依頼する
- 不用品回収業者に依頼する
上記のそれぞれの方法について解説していきます。
ゴミ処理・クリーンセンターに持ち込む
自治体の指定するゴミ処理施設に直接木材を持っていくことでも、処分可能です。
神奈川県藤沢市では、「石名坂環境事業所」に50cm以上の木材を持ち込んで1点につき500円〜1,000円の手数料を払う必要があります。
大きな木材は重たく、乗用車には積み込むのが難しいため、軽トラックや大型のトラックなどを使わないと現実的な処分方法にならないので注意してください。
リサイクルショップで買い取ってもらう
近年のDIYブームもあり、DIYで需要のある木材ならば買い取っているというリサイクルショップも多くなってきています。
例えば、マホガニーやローズウッド、木曽檜といった木材は人気があるため、こういった木材はリサイクルショップでの買取という処分方法も選択肢になるでしょう。
リサイクルショップに大型の木材を運ぶのは現実的に難しいので、出張買取などしてもらえるかどうか、店舗に確認してからご利用してください。
木片回収専門業者に依頼する
不要な木材を加工してウッドチップにしている業者に回収してもらえないか相談してみるのも良い処分方法でしょう。
事業者からの木材だけでなく、個人からの木材も回収してくれる業者もありますので、お近くの木片回収専門業者に回収してもらって処分できる場合があります。
木片回収専門業者の中には、お住まいまで回収には来てくれないところもあるので、その場合は自分で業者まで運んでいかなければならない点には注意が必要です。
自分で運ぶ場合、運送専門の業者に依頼する必要があるため、別途費用がかかってしまいます。
不用品回収業者に依頼する
倉庫やウッドデッキなどを解体してたくさん出てしまった木材を一度に手放す方法として、不用品回収業者を利用することをおすすめします。
まだ使えそうな木材だけでなく、腐っていたり、ペンキなどで塗装された木材でも回収してもらえるので、気を使う必要もありません。
木材は重いだけでなく、変な折れ方をして先が尖っている危険な状態のものも出てしまうでしょう。
そういった危ない木材であっても、不用品回収業者に適切に回収してもらえるので安心です。
木材を再利用しよう
木材は再利用できる有能な素材です。
また、木材は限りある自然資源でもありますので、有効利用していくことが最も環境にも良いことでしょう。
以下のような方法で木材を再利用していくことも検討してから処分していくようにしてください。
- DIYに再利用できないか考える
- 植木鉢の下などに敷けないか検討する
- 家の中の掲示板として再利用
上記の再利用方法についてご紹介していきます。
DIYに再利用できないか考える
不要な木材を使って、本棚やタンスといった大型の木製家具を作っていくことで再利用するのも良い方法です。
大型の家具はちょっと無理かもと思っている方は、不要な木材を棚として壁に取り付けることで、部屋の中の収納力が大幅にアップしますので試してみてください。
棚ですと、ある程度形を整えた木材を金具とネジで壁に固定していけば良いので簡単です。
植木鉢の下などに敷けないか検討する
植木鉢を地面に直接置くよりも、面が真っ直ぐな木を台として下に敷くことで、安定して置くことができます。
家の中の掲示板として再利用
予定表や連絡事項を書いた紙を貼り付けたりできる家族の掲示板として、不要な木材を利用している方も多くいます。
家族写真などを飾るのに利用すると、不要な木材が家庭をより暖かくするアイテムとして生まれ変わるでしょう。
再利用できない木材も、正しい方法で処分していくことで資源を無駄にしないで済みます。
今回ご紹介した処分方法や活用方法を参考にして、限りある資源を無駄にしないようにしていきましょう。