タイヤは自治体の粗大ゴミ回収で回収してもらえないということはご存じでしょうか？
スペアタイヤの使用年数が経ってしまって処分しようとしても、自治体が回収してくれなくて困惑したという方が私の周りにも多いです。
神奈川県内にお住まいの方でタイヤの処分方法に困っている方も少なくないでしょう。
今回は、神奈川県内でタイヤを処分していく方法を中心に詳しくご説明していきます。
もくじ
タイヤは自治体では処分ができない！？
タイヤはほとんどの自治体の粗大ゴミ回収で回収してもらえないため、注意が必要です。
タイヤは天然ゴムだけでなく、合成ゴムやカーボン、スチールなど複数の材料によって作られているため、環境省指定の処理困難物扱いになっています。
上記の理由によって、多くの自治体が家庭ごみであってもタイヤの回収をしていません。
神奈川県内の自治体でも、横浜市や川崎市、相模原市といった政令指定都市でも粗大ゴミ回収してもらえないため、自治体の粗大ゴミ回収以外の方法でタイヤを処分していくことになります。
タイヤを処分する方法
神奈川県内にお住まいの方がタイヤを処分したい場合には、以下の方法で処分できます。
- ガソリンスタンドで処分
- カー用品のお店や販売店で処分
- 車を購入したお店で処分
- リサイクルショップで買取依頼
- 不用品回収業者に回収依頼
上記のタイヤの処分方法について詳しくご説明していきましょう。
ガソリンスタンドで処分
ガソリンスタンドでタイヤの処分を請け負ってくれます。
普段使っているお近くのガソリンスタンドに、タイヤの処分を依頼してみましょう。
注意点としては、同じ系列店のガソリンスタンドでも、タイヤの処分費用が異なる点です。
ガソリンスタンドは大手ガソリンメーカーの直営店よりも、フランチャイズ店が経営していることが多く、サービス差や価格差が出てきてしまい、タイヤ処分も店舗によって異なります。
同じ系列店なら同じ料金でタイヤを処分してもらえるだろうと思ってしまいがちですが、回収の可否や費用にも違いがある場合が多いです。
カー用品のお店や販売店で処分
カー用品店で、タイヤの処分を依頼することも可能です。
しかし、重たいタイヤを自分でお店まで持っていかないといけないため、タイヤやお店の駐車場から店内に持ち込めるような台車がないと現実的ではない方法になってしまうでしょう。
タイヤは重たい品も多いので、運ぶ際にはくれぐれも怪我には気をつけてください。
車を購入したお店で処分
車を購入したお店でタイヤを処分してくれることもあります。
ディーラーの方に、タイヤの処分をしてもらえないか相談してみましょう。
車を買ったお店がお住まい近くの場合には利用しやすいですが、遠くの場合ですと処分を請け負ってくれない場合もあるので、注意が必要です。
また、無料で引き取ってくれるところもあれば、有料の場合もあるので、料金についてはしっかりと確認してください。
リサイクルショップで買取依頼
リサイクルショップでもタイヤを買い取ってくれる場合があります。
特に、スタットレスタイヤは需要があるため、冬になる前の時期ですと買い取ってもらえる可能性が高いです。
ただ、タイヤは専門知識がないとコンディションがわからない品でもあるので、リサイクルショップはあまり積極的に買い取っていません。
スタットレスタイヤか製造3年未満のタイヤのみ買取ということもあるため、確実に処分できる方法ではない点には留意しておきましょう。
不用品回収業者に回収依頼
不用品回収業者の中にはタイヤの回収を行っているところもあります。
直接家の中やガレージまでタイヤを取りに来てくれるため、タイヤを搬送する手間や、搬送中の思わぬ怪我などの心配もないのがおすすめポイントです。
複数個のタイヤを一度に手放したい場合や、劣化してボロボロにっなってしまったタイヤも手放せられるため、タイヤの数やコンディションも気にせず回収を依頼できます。
多少お金はかかってしまいますが、運び出すのも大変なタイヤを安全かつ確実に家の外に運び出してくれる手間賃だと思えば、とても安い出費なのではないでしょうか。
