引っ越しの際に、布団を直に敷くスタイルからベッドへ変更する方も多いと思います。
特に神奈川県のような首都近郊ですと、物件も洋間が増えてきて、布団では都合が悪くなってしまうことが多いのも現実です。
そんな時、「布団を処分したい」と考えることがありますよね。
ただ、いざ布団を捨てるとなると、どのように捨てたら良いかわからなかったり、捨てる作業が面倒だなと思うかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、布団の処分時期や神奈川県にお住まいの方が布団を処分していく方法を中心に解説していきます。
もくじ
布団を処分する方法
布団を処分したい方は以下の方法から処分できます。
- 自治体のゴミとして処分
- 買い替えの際に引き取りを依頼
- 売却する
- リサイクルや寄付をする
- 不用品回収業者に依頼する
上記の布団の処分方法について解説していきましょう。
自治体のゴミとして処分
神奈川県内の自治体でも、布団の処分方法が異なるので注意が必要です。
横浜市にお住まいの方ですと、布団を切ったり折り畳んだりして50cm未満の大きさにすれば、中身が見えるゴミ袋に入れて燃やすゴミとして無料で捨てられます。
手間はかかりますが、無料で布団が捨てられる点は魅力でしょう。
しかし、布団の中に詰まっている綿にはダニやほこりが大量に付着していますので、喘息やアレルギーのある方は解体しないでください。
布団を解体しない場合には、横浜市では粗大ゴミとして捨てられます。
粗大ゴミとして処分
サイズに関わらず、布団を粗大ゴミとして出さなければならない場合もあるので気をつけましょう。
神奈川県の例ですと、藤沢市では大型ゴミ(他の自治体でいうところの粗大ゴミ)として、布団を処分できます。
藤沢市では、布団は3枚で1点の大型ゴミとして考えますので、藤沢市にお住まいの方は布団は3枚1セットにして、ビニール紐で縛るなどして、大型ゴミ回収に出してください。
藤沢市の布団の大型ゴミ処理手数料は、500円かかります。藤沢市内のコンビニや商店でお買い求めください。
買い替えの際に引き取りを依頼
お求めになった寝具店に不要になった布団を引き取ってもらえる場合があるので、布団を買い替える際には確認してみましょう。
例えば島忠ホームズなら、お買い求めになった商品と同じ分類の品で同じ購入点数分、無料で引き取ってくれます。
布団を処分するだけでなく、新しい布団に買い替えるときは、まず不要になった布団を引き取ってもらえるかどうかお店に相談してみましょう。
また、引き取りが無料なのか有料なのかも確認しておくと安心です。
売却する
汚れやほこり、破れなどもなく、臭いもほとんどない布団については、リサイクルショップに買い取ってもらったり、ネットオークションに出品したりすることで、お金に変えながら処分できます。
特にネットオークションを利用して売却する際には、トラブルにならないよう、布団の状態がわかるような写真や説明文を細かく載せるようにしましょう。
リサイクルや寄付をする
まだまだ使える布団はリサイクルに回したり、寄付したりして処分することもできます。
リサイクルしたい場合には、地元の掲示板や「ジモティー」といったサイトで、欲しい方を募ることで、応募してくれた人に譲れるでしょう。
布団を寄付したい場合には、「ワールドギフト」といったNPO法人に送る方法があります。
しかし、布団の送料やダンボール代だけでなく、寄付のお金も3,000円前後かかるため、お金が多少かかってしまう処分方法でもある点には気をつけましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に布団の回収を依頼することで手放すのも良い選択です。
多少お金はかかってしまいますが、家の中まで布団を取りに来てくれるので楽に手放せます。
布団はかなり重たい寝具ですし、枚数も多くなるととても運ぶのが大変です。
自分の体に変な負担をかけずに部屋の中まで取りに来てくれるので、不用品回収業者に回収してもらった時はとても楽でしたし、安心感も強かったです。
布団の寿命はどのくらい?
お気に入りの寝具を長年愛用しているという方もいらっしゃるかもしれませんが、布団にも寿命があるのはご存じでしょうか。
- 羽毛布団:5年から10年前後
- ポリエステル、綿、羊毛布団
掛け布団:5年前後
敷布団:3年前後
寿命前でも、臭いがクリーニング後でも取れなかったり、ボリュームがなくなって寝ていると痛くなったり、羽毛が頻繁に飛び出すような場合は買い替えのサインです。
新しい布団をお買い求めください。
羽毛布団については、打ち直しをすることで寿命以上に使えることも多くあります。打ち直し可能かどうかお近くの寝具店に相談してみましょう。